いよいよ嵯峨美術大学の卒業制作展の時期がやってきました！更に今年度は、京都市京セラ美術館の改修後初の制作展になります。昨年度までは学内での展示だったので、搬入道具や機材は揃っており、作品の移動も最小限でしたが、今年度はしっかりと準備を進めてきました。
搬入初日はトラックへの積み込みのため朝早くから大学に集合しました。他専攻と合同でトラックへ作品を積み込んで行きます。複合領域は立体の作品が多いので、梱包も大きなものが多かったり、壊れやすい繊細な作品も多いので特に気をつけて梱包をしておきます。勿論積み込みの際も注意しながら作業をして行きます。
美術館到着後は一旦作品を展示室に降ろしてから梱包を解いていきます。そこから事前に決めておいた配置図通りにざっくりと並べていきます。そこから実際の作品の大きさや他の人の作品との距離感、実際の会場の広さを客観視してみます。場合によっては作品の設置場所を交換したり、距離感を広げたり縮めたりします。